「一帯一路」ニュースネットワーク

「一帯一路」ニュースネットワーク>>ニュースルーム

広州の公共交通シーンでデジタル人民元の応用が全面的実現

10:57, April 30, 2024 人民網日本語版

資料写真

資料写真

広東省広州市党委員会金融委員会弁公室の25日の情報によると、同市ではすでに地下鉄、路線バス、路面電車、航空機、水上バス、乗車カードなどの交通シーンで、デジタル人民元の応用が全面的に実現しており、市民の日常生活へのデジタル人民元の融合に成功し、デジタル人民元の交通エコシステムを全方位的に構築した。中国新聞網が伝えた。

デジタル人民元は中国人民銀行(中央銀行)が打ち出したデジタル化された形式の人民元であり、次世代の金融インフラとして、決済体験の向上や決済のハードル引き下げなどにおいて大きな優位性を備える。同市でテスト事業が行われるようになってから、公共交通が応用普及の重点分野に組み込まれた。

広州地下鉄は現在、中国で規模最大の都市鉄道交通路線ネットワークの1つ。これまでに乗車コードのアプリケーション、自動券売機、乗客のための事務処理などの場面でデジタル人民元による決済機能が全面的にリリースされた。1日の利用者は延べ3万人に迫り、累計で延べ100万人を超える乗客にサービスを提供し、急増傾向を維持しており、同市で最も規模が大きく、最も取り引きが活発なデジタル人民元応用シーンになった。2024年の取引件数は1千万件レベルに達する見込みだ。

公共交通の面では、同市の路線バス1万6000台余りの電子料金支払い端末がデジタル人民元による支払い・乗車に対応しており、路線(トロリー)バス、BRT(バス・ラピッド・トランジット)、水上バス、観光バスなどの公共交通路線をカバーする。また現在、「城中村(バラック地域)」のコミュニティ車でのデジタル人民元による支払い・乗車が推進されている。(編集KS)

「人民網日本語版」2024年4月26日