フランス共和国のマクロン大統領の招待を受けて、習近平国家主席はフランスを国賓訪問する。
5年前に習主席がフランスを国賓訪問した際、マクロン大統領はフランスで出版されたフランソワ・ベルニエ「論語導読(論語を読み解く)」のフランス語版原書を習主席に贈呈したとともに、「孔子の思想はボルテールなどに深い影響を与え、フランスの啓蒙運動に貴重な思想面の示唆を与えた」と述べた。
1冊の本が、思想の輝きを伝え、時空を超えて、中国とフランスが東西の文化を代表する重要な存在として、互いに相手の文化を認め合い、相手を参考にする生き生きした物語を紡いできたことの、まさに証人になったと言える。
友人は交流すればするほど近づき、優れた言葉は口にすればするほど親しいものになる。
習主席はまもなくフランスを再訪する。この訪問は必ずや中国・フランス関係の新たなページを開き、両国の文明交流・相互参考に新たな原動力を注ぎ込むことになるだろう。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年5月5日