バドミントンの女子団体戦の世界国・地域別対抗戦となるユーバー杯の決勝が5日、四川省成都市で行われ、中国が圧倒的な実力差を見せ、3対0のストレートで、インドネシアを破り、同大会16回目の優勝を決めた。
ユーバー杯の決勝で中国とインドネシアが対戦するのは今回が6回目。今回の勝利で中国は4勝2敗となった。ユーバー杯の優勝ランキングを見ると、16回の中国がトップ。2位は6回の日本となっている。インドネシアの優勝は3回で、1994年と1996年には2大会連続で中国を破って優勝した。
男子団体戦となるトマス杯の決勝も5日夜に成都で行われ、中国が3対1でインドネシアを破って、同大会11回目の優勝を決めた。
トマス杯の中国の前回優勝は2018年にまで遡る。2021年は決勝で、2022年は準々決勝でインドネシアに敗れていた。6年ぶりにトマス杯で優勝し、パリ五輪に向けて、中国は自信を深める形となった。
トマス杯とユーバー杯の両方で中国が優勝したのは2012年以来、実に12年ぶりとなった。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年5月6日