習近平国家主席がセルビアへの公式訪問で首都のベオグラード入りするのを前に、7日付のセルビア紙『ポリティカ』は「揺るぎない友情の光で中国とセルビアの協力の道を明るく照らそう」と題した習主席の寄稿文を掲載した。
習主席は同寄稿文の中で、「私が中華人民共和国主席に就任して以来、セルビアという美しい地に降り立つのは今回で2度目だ。中国とセルビアは遠く離れているが、両国の人々は常に心を通わせ、手をつないでいる。国際情勢がどのように変化しても、両国は常に真の友人であり、良きパートナーだ。われわれは相互尊重と相互信頼を堅持し、両国の包括的戦略パートナーシップを絶えず深め、着実に進めてきた。両国は互恵関係を堅持し、緊密に協力することを、それぞれの現代化プロセスに役立てる。われわれの堅固な友情の絆は時の経過とともに強まり、国同士と人々の交流の模範を打ち立てた」と論じた。
習主席はさらに、「今回の訪問を通じて、中国とセルビアの強固な友情を発揚し、着実な行動で両国国民に一層の幸せをもたらし、世界の平和と発展を促進し、人類運命共同体の構築を共に推進することを望む」と表明した。
習主席はまた、「25年前の今日(1999年5月5日)、北大西洋条約機構(NATO)が横暴にもユーゴスラビアにある中国大使館を爆撃したことを忘れてはならない。中国国民は平和を大切にするが、歴史の悲劇を繰り返させてはならない。中国とセルビア両国の人々が血で結んだ友情は両国国民の共通の記憶となり、双方が共に大きな歩調で前進して新時代の中国・セルビア運命共同体を共に建設することを激励してくれるだろう」と論じた。
「中国国際放送局日本語版」より 2024年5月8日