複数の「1番目」
ハンガリーは中国との友好関係を発展させる中で、様々な面で「1番目」の国となってきた。欧州諸国の中で1番初めに中国と「一帯一路」(the Belt and Road)協力了解覚書に調印。欧州諸国で1番初めにハンガリー語と中国語のバイリンガル教育を行う学校を設立。中・東欧諸国で1番初めに人民元クリアリング銀行を開設。中・東欧諸国で1番初めに中国国家観光局が事務所を設置。中・東欧諸国で1番初めに人民元建て債券を発行。
130億ドル
2023年に、両国間の貿易額は130億ドルを超え、中国の対ハンガリー直接投資は76億ユーロに達し、海外からハンガリーへの直接投資額のうち58%を占めた。ハンガリーは長年にわたり中国にとって中・東欧地域で1番目の投資先である。
193億ユーロ
2023年10月末現在、中国系企業がハンガリーで実施または実施が発表されたプロジェクト投資額は193億ユーロに達し、2019年初めから5倍増。分野は動力電池、自動車部品、化学工業、交通・通信、物流、銀行業などに及ぶ。
5+1
ハンガリーには孔子学院が5ヶ所、中国文化センターが1ヶ所ある。ハンガリーでは、中国語が国民の教育体系に組み込まれ、大学入試の科目にもなり、「中国語学習熱」が高まり続け、中国文化理解への熱意がますます高まりを見せる。
5本の路線
中国・ハンガリーの相互接続レベルが向上を続けている。北京、上海、重慶、寧波、広州などとブダペストの間に直行便の路線が5本開通、貨物輸送の直通路線も相次いで複数路線が開通し、両国国民の往来と貨物の輸送がスムーズになった。合肥、石家荘、贛州などからブダペストへの国際定期貨物列車「中欧班列」も効率よく運行され、ハンガリーは今や「中欧班列」の重要な集散地の1つとなった。
3時間
ハンガリー・セルビア鉄道は中国・ハンガリー「一帯一路」共同建設におけるシンボル的プロジェクトで、全長は350km近くに及び、ハンガリーの首都ブダペストとセルビアの首都ベオグラードを結ぶ。全線開通後は、ブダペスト-ベオグラード間がこれまでの8時間から3時間に短縮される。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年5月9日