習近平国家主席がロシアのプーチン大統領と会談

習近平国家主席は現地時間3日、アスタナで開催される上海協力機構（SCO）首脳会議への出席を前に、ロシアのプーチン大統領と会談した。新華社が伝えた。

習主席は「中露は戦略的連携と国際戦略協力を引き続き強化する必要がある。中国はロシアがBRICS輪番議長国としての責務を果たし、『グローバル・サウス』を団結させ、『新冷戦』を防ぎ、不法な一方的制裁や覇権主義に反対することを支持する。4日にSCOアスタナ首脳会議が開かれる。中国はロシア及び各加盟国と共に、SCOの長期安定的発展を推進し、より緊密なSCO運命共同体を構築することを望んでいる。中露双方は引き続き包括的な戦略的協力を強化し、外部からの干渉に反対し、この地域の安寧と安定を共同で維持する必要がある」とした。

プーチン大統領は「ロシアは中国が自国の核心的利益と正当な権益を守ることを支持し、外部勢力による中国への内政干渉、南中国海問題への干渉に反対する。中国は間もなくSCO輪番議長国を引き継ぐ。ロシアは中国の取り組みを全力で支持し、他の加盟国と共に、SCOの国際的影響力を不断に高め、地域の平和と安全を維持し、国際体制がより公正で合理的な方向へと発展するよう後押ししていく」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2024年7月4日