2024世界デジタル経済大会北斗時空情報新型デジタルインフラ構築フォーラムがこのほど、北京市で開催され、北斗時空情報とデジタルインフラのデジタル経済建設・発展における役割について議論された。中国新聞網が伝えた。
北京市経済・情報化局の劉維亮副局長は、「北京はすでに中国をリードする北斗時空情報産業の先進地になった。第一に、産業チェーンが整っていること。第二に、応用・普及の成果が明らかであること。第三に、産業規模が急拡大していること。北斗時空情報と新世代情報技術の融合イノベーションに伴い、北斗時空情報応用シーン及び需要がより幅広くなり、北斗時空情報産業が爆発的な成長を迎えている」と述べた。
劉氏は、「北京は25年末までに北斗情報産業の規模を2000億元(1元は約22.2円)以上にし、全国の北斗情報産業応用・実証、イノベーションエンパワーメント、産業集積、国際協力の先進地にする」とした。
北京市海淀区科学技術・経済情報化局局長を務める二級巡視員の何建吾氏は、「海淀区は100ほどの有力企業と科学研究機関を育成・集積し、産業集積効果を形成し、衛星測位システム(GNSS)、地理情報(GIS)、リモートセンシング(RS)の3つのニッチ分野の全産業チェーンを構築した。当区は国際的な競争力を持つ商業宇宙イノベーション先進地の建設を加速させ、宇宙情報産業とデジタル経済の融合イノベーション発展を推進し、北京の世界デジタル経済ベンチマーク都市の建設を後押しする」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年7月8日