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中国上半期のeスポーツ産業の収入、前年同期比4.43%増の120億2700万元

16:03, July 30, 2024 人民網日本語版

2024グローバルeスポーツカンファレンスが26日、上海市で開催され、中国音像・デジタル出版協会の張毅君・第一副理事長が「2024年1-6月中国エレクトロニック・スポーツ(eスポーツ)産業報告」を発表するとともに、これについて詳しい解説を行った。

同報告によると、今年1-6月には、中国のeスポーツ産業の実際の売上高が前年同期比4.43%増の120億2700万元(1元は約21.2円)に上り、2年続いた前年同期比減少傾向を逆転させた。中国eスポーツユーザーの規模は同0.52%増の4億9000万人となり、ほぼ横ばいだった。

同期の中国eスポーツゲームの実際の売上高は同7.24%増の691億4300万元に上った。統計分析によれば、主要eスポーツゲーム製品のうち、高い割合を占めたのは引き続きシューティングゲーム類、マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ類、スポーツ類で、順に27.7%、15.7%、12%を占めた。

プラットフォーム別に見ると、モバイルゲームが57.8%、アプリゲームが28.9%を占めると同時に、両プラットフォームに対応したゲームが9.7%を占め、ブラウザゲームは3.6%だった。eスポーツ製品がアプリからモバイルへと流れる傾向が明らかだ。

同報告によると、今年上半期に上海で開催されたオフラインのeスポーツイベントは全国の27.1%を占め、割合は以前に比べてやや低下したとはいえ、上海は引き続きオフラインイベントが最も多く開催された都市になった。以下、成都の12.5%、重慶の8.3%、杭州の6.3%が続いた。(編集KS)

「人民網日本語版」2024年7月29日