パリ五輪の開幕前に、パリの街中を取材していたところ、2008年の北京五輪で配布され、ネット上で話題となったあのお馴染みの報道陣用リュックサックを再び目にすることができた。
そのリュックを背負っていたのはスペイン人記者で、「このリュックは僕のお気に入り。2008年から16年も使っているよ」と話していた。
また、このリュックを何度も見かけたという人もいた。2022年北京冬季五輪の開幕から約1ヶ月の間にも、「2008年北京五輪の報道陣用リュック」を背負った記者が何人もメディアセンターにいたと報道されていた。
実際、この16年間、五輪だけでなく、各種大会でも、このリュックサックを背負って取材する記者の姿が確認されている。
かつてあるイラン人記者は、「何かの大会に行くときは、いつもこれを背負っている。質が良いから」と取材に答えていた。また、あるスペイン人記者は、このリュックを背負って、ロンドン、リオデジャネイロ、東京の五輪を取材したと答えていた。
そして、このリュックが今回再びパリ五輪でも登場したことで、過去と現在がまた一つに繋がったと言えるだろう。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年7月29日