国家郵政局のデータによると、8月13日現在、中国の2024年の宅配便業務量が1000億件を突破し、前年より71日早く1000億の大台を突破した。
(画像著作権はCFP視覚中国所有のため転載禁止)
その中で特筆すべきは、コールドチェーン輸送がますます整備され、全国各地の旬の生鮮食品の大部分が「翌日到着」や「翌々日到着」を実現したことだ。中部・西部地域と農村地域の物流網もますます緻密に張り巡らされるようになり、データによればこの10年間に農村地域の宅配便集荷・配達量は10倍以上増えた。
ヒートアップするのは宅配便だけでなく、夏休みの旅行も熱い。7月1日に暑運(夏休みの帰省・旅行に伴う鉄道輸送体制)がスタートしてから8月12日までに、全国の鉄道の旅客輸送量は累計で延べ6億500万人に達した。そのうち学生、親族訪問、文化観光が特に多かった。今年の夏は文化観光市場が引き続き熱い。山東省の泰山を例にすると、ここ数日間は1日の登山客が最大で7万人近くの勢いが続いている。さまざまな文化観光の新しい楽しみ方が次々に登場し、「宝の町」を発掘する旅から、教科書で見た景色を訪ねる旅まで、新しい楽しみ方が文化観光市場に新たな可能性を与え続けている。
1000億件に延べ6億500万人という数字の裏には、物流と人流の効果的な流動があり、流動する中国には発展の活力が満ちている。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年8月14日