習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は2回目の全国生態の日(8月15日)を前に、湖北省十堰市丹江口ダム地区の環境保護ボランティアからの手紙に返信し、彼らを温かく激励したうえで、生態環境保護活動に携わる全国のボランティアに心からの挨拶の言葉を伝えた。新華社が伝えた。
習総書記は返信で「過去10年間にわたり、ボランティア活動に加わる地域住民が増え、心を込めて青く澄んだ水を守り続けてきたこと、丹江口ダムの水がますます澄み渡り、山々がより緑豊かになり、環境がより美しくなったことをを知り、喜び、安堵している」と表明。
「南水北調(南部の水を北部へ引くプロジェクト)は、戦略的大局、長期的発展、人々の幸福に関わる。水源地の生態環境を保護し、『清らかな水を永続的に北へと送る』ことを確保するためには、一人一人が責任を全うし、長期的に取り組む必要がある。皆さんが引き続きボランティア精神を発揚して、多くの人が自主的に水質を保全して節水するよう働きかけ、山々が常に緑豊かで、清流が長く続き、空気が常に澄んだ美しい中国を手を携えて築き、人と自然が調和的に共生する現代化の推進に力を捧げることを希望する」と強調した。
2014年、南水北調中線第1期プロジェクトの本格的な通水を受けて、習総書記は重要な指示を出した。過去10年間にわたり、同プロジェクトの重要な水源地である丹江口ダムでは、水質保全活動が深められ続け、ボランティアを含む無数の幹部・大衆が積極的に治水・水質保全活動に参加し、 II 類以上の水質基準を維持し続けてきた。先ごろ、同ダム地区の環境保護ボランティアが習総書記に手紙を書き、水質保全ボランティア活動などの状況を報告したうえで、習総書記の負託を胸に刻み、青く澄んだ水をしっかりと守る揺るぎない決意を表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年8月15日