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中国が決済を円滑にする一連の措置を踏み込んで実施するのにともなって、訪中外国人の間でモバイル決済の利用意欲が大幅に高まっている。
中国インターネット情報センター(CNNIC)は29日、2024中国国際ビッグデータ産業博覧会「スマート経済イノベーション発展」交流活動の中で、第54回「中国インターネット発展状況統計報告」を発表した。それによると、今年上半期(1-6月)には入国者のうち延べ500万人がモバイル決済を利用し、人数は前年同期の4倍増となった。決済取引件数は9000万件を超え、決済金額は140億元(1元は約20.4円)以上に上り、どちらも同7倍増だった。
CNNICのセンター長で党委員会書記の劉郁林氏は、「中国への入国者の決済は中国人と同じようにできる。上半期は訪中外国人が急増し、中国旅行の人気が続き、きめ細やかな心配りの決済サービスがインバウンド観光の新たな支援パッケージになった。『高額の決済はカードで、少額の決済はQRコードで、どれも使えなければ現金で』は徐々に外国人観光客の話題になる中国での新しい体験にもなっている」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年8月30日