ドイツ製品はこれまで確かな品質の象徴だったが、そのドイツで、今では中国製家電がその積み重ねてきた努力によって進出を果たしただけでなく、ドイツの消費者にますます歓迎されるようになっている。
ドイツの家電量販店メディア・マルクトのベルリン・ウェディング店では、どの種類の製品でも中国製品の取り扱いがある。同店を担当するアレクサンダー・セクセル常務取締役の説明によると、この店舗には4万7000種類を超える商品があり、半分以上がメイド・イン・チャイナだ。部品ということで言えば、ほぼ全ての商品にメイド・イン・チャイナが含まれているという。
またセクセル常務取締役は、「中国ブランドは今では高品質の象徴となっており、今やメイド・イン・チャイナは『中国クオリティ』を代表するとすら言える。だからドイツ人は中国製品を好んでいる。中国家電ブランドはどの種類のものもドイツ消費者に非常に人気があり、当店では空気清浄機、ノンフライヤーなどの家電製品から、スマートフォンや電動スクーターまで取り扱っている。一部の中国の既存家電ブランドも、ドイツで現地ブランドの強い競争圧力に直面しながら、市場開拓を実現した。また、各種ドローンも長年にわたり店舗の売り上げトップ3の座をキープしている」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年9月9日