最近、地下駐車場で、保護者が下校した子供を迎える動画が中国のネットユーザーの間で大きな話題となっている。
動画を見ると、浙江省義烏市の鶏鳴山学校の地下駐車場の一部が「校門」となり、一部の子供たちが登下校する際の出入り口となっている。
地下駐車場には、保護者が座って待つことができるようにベンチが並べられているほか、駅の改札口のようなゲートも設置。下校するクラスなどの情報がディスプレイに表示されている。各種設備が完備されているこの駐車場のおかげで、保護者は子供が下校する時間を正確に知ることができるほか、長い時間校門の前で待ったり、渋滞に巻き込まれたりすることなく、子供が出てきたらすぐに連れて帰ることができる。また、校門前の道路が大渋滞するという問題も緩和でき、たくさんのメリットがある措置となっている。
取材では、同学校は公式アカウントで、登下校の際の送迎ガイド動画を提供している。それを見ると、学校周辺のどの道路を走り、どのように地下駐車場に入るか、駐車場内の子供を待つ保護者専用の駐車エリア、出口の場所など、保護者がスムーズに子供を送迎できるように、送迎に必要な情報が詳しく丁寧に紹介されている。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年9月14日