(写真提供・新華社)
中国国務院新聞弁公室が今月23日午後に開いた「質の高い発展促進」をテーマにしたシリーズ記者会見で、民政部(省)の唐承沛副部長は、農村の命名を全面的に強化する社会活動「農村著名行動」が昨年に始動して以来、各地で全面的に展開され、着実に成果が挙がっていると紹介した。今年8月の時点で、中国全土で規範に基づいて命名された農村の地名は43万件で、地名の標識33万個を設置した。団地の各棟に取り付けられた地名や棟の番号などを表示するプレートは1442万枚で、農村には無名のエリアが存在する問題や、一つの場所に複数の地名が付けられている問題を改善している。
文化的気風づくりの面では、地名の持つ文化的価値が高まり続けている。例えば、農村の新しい地名に込められる文化的意味合いを重視し、美しい地名を通して、時代の素晴らしさが表現されている。また、「歴史ある地名」の保護を重視し、中国の23省において地名保護リスト制度が制定され、すでに農村の地名3万件以上がそのリストに組み込まれ、人々の思い入れのある地名を大切にする取り組みが行われている。
また、オンラインマッププラットフォームが農村の地名900万件余りを表示するよう指導し、延べ100億人以上をナビゲートしてきた。そして、農村の住民が外出する際のナビゲートやバックパック旅行、ドライブ旅行の案内、村への宅配便配達、都市部への山地の物産輸送が円滑化し、都市部と農村部の資源と要素の双方向流動にサービスが提供されている。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年9月25日