写真提供・新華社
北京市は9月13日、海外発行のクレジットカードをかざして改札口を通過できるサービスを、全国に先駆けて打ち出した。今月12日24時の時点で、海外発行のクレジットカードをかざして改札口を通過したり、自動券売機で乗車券を購入したり、乗り越し精算をしたりした外国人の数は延べ4万6000人に達した。北京地下鉄8号線や5号線、1号線八通線、2号線などでの利用数がランキングで上位に入っている。
これとは別に、北京市は今年7月31日、外国人観光客を対象としたICカード「BEIJING PASS」カードを打ち出した。同カードを利用して、北京の鉄道交通や公共バス、路面電車、郊外鉄道、空港連絡鉄道、タクシー、及び中国全土の約300都市の公共交通機関を利用できるほか、人気スポットとなっている公園、景勝地約30ヶ所、ショッピングモールの西単商場など指定の商業施設20ヶ所などで、入場券を購入したり、買い物したりすることができる。現時点で、「BEIJING PASS」の発行数は1万2979枚に達している。うち、実際のカードが6031枚、モバイルアプリ「SilkPass」を通して発行されたNFCカードが6948枚となっている。利用回数は延べ11万7000回で、公共交通機関での使用頻度が最も高くなっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年10月16日