習近平国家主席は15日、世界中国語大会2024に祝賀メッセージを送るとともに、孔子学院設立20周年にも祝賀の意を表した。
習主席は、「言語は人類が思想の交流を行うツールであり、文明を伝承する媒体であり、理解を増進する懸け橋でもある。中国語は中華民族の数千年の文明と知恵を伝えており、中国が世界に貢献する重要な公共文化財である。国際社会における中国語教育を支援し、サービスを提供することは、母語国としての中国の責任である」と述べた。
習主席はまた、「国際的な中国語教育(外国人学習者向けの中国語教育)が広く歓迎されていることは、開放・包容の魅力を示し、互いに学び合い、参考にし合うことの価値を示し、協力・ウィンウィンの精神を表し、中国と外国の人々の共通の努力を凝縮している。世界中国語大会が各方面の共通認識を結集し、コミュニケーションの懸け橋、相互理解・相互信頼の懸け橋、文明の相互参照の懸け橋となるように努め、手を携えて人類運命共同体を構築するために、より大きな貢献をするよう期待する」と強調した。
世界中国語大会2024は中国教育部が主催し、15日に北京で開幕した。今年のテーマは「連結・融合・伝承・革新」で、160余りの国と地域の政府関係者、学校長、専門家、学者、教師、学生、中国に駐在する使節など2000人以上が出席した。
「中国国際放送局日本語版」より 2024年11月16日