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王毅氏が中南米各国外相、スーダンの新外相と会談

16:50, May 15, 2025 

王毅中共中央政治局委員(外交部部長)は14日、中国-CELACフォーラムの第4回閣僚級会議に出席するため訪中したホンジュラスのレイナ外相、ボリビアのソサ外相、メキシコのデ・ラ・フエンテ外相、そして近く帰任するスーダンの駐中国大使で新たに外相に任命されたザディグ氏と北京でそれぞれ会談した。新華社が伝えた。

ホンジュラスのレイナ外相との会談で、王氏は「中国はホンジュラスが『一つの中国』原則の遵守を重ねて表明したことを高く評価しており、ホンジュラスによる主権・独立・尊厳の維持を支持する。国政運営経験をホンジュラスと共有し、ホンジュラスが自国の国情に即した、国民の支持を得られる発展の道を模索することに助力し、ホンジュラスの民生改善やキャパシティ・ビルディングにおいて、引き続きできる限りの手助けをしていきたい」とした。

レイナ外相は「ホンジュラスは『一つの中国』原則を揺るぎなく遵守し、両国首脳間の重要な共通認識をより多くの具体的な成果へと変えていく」と表明した。

ボリビアのソサ外相との会談で、王氏はボリビアがBRICSのパートナー国となったことに祝意を示したうえで、「多国間の枠組みでボリビアと意思疎通や協力を強化していきたい。両国は引き続き、『一帯一路』(the Belt and Road)の質の高い共同建設を深化させ、投資保護協定の締結を加速させる必要がある」と述べた。

ソサ外相は「ボリビアはBRICS協力を非常に重視しており、この枠組みでグローバル・サウスの団結と互助を強化し、発展途上国の代表権と発言権を高めることを望んでいる」とした。

メキシコのデ・ラ・フエンテ外相との会談で、王氏は「中国はメキシコとの関係を対中南米外交の重要な位置に据えており、両国首脳間の重要な共通認識を指針とし、中国式現代化の包括的推進の経験や超巨大市場のもたらす機会をメキシコと共有していくことを望んでいる」とした。

デ・ラ・フエンテ外相は「メキシコはコネクティビティ、科学技術、農業、観光、直行便など各分野で両国間の協力を一層強化し、メキシコ・中国関係の持つ意味合いをさらに豊かなものにしていく」とした。

スーダンのザディグ新外相との会談で、王氏は、同氏の外相就任に祝意を表したうえで、「両国は、首脳間の重要な共通認識を着実に実行に移して、中国とスーダンの関係が実り豊かな成果を不断に収め、両国民に幸福をもたらすよう後押しをする必要がある」とした。

ザディグ新外相は「スーダンは、中国が核心的利益を守ることを引き続き断固として支持する。新外相として、引き続きスーダンと中国の戦略的パートナーシップの発展を全力で推進していく」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年5月15日