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王毅中共中央政治局委員(外交部部長)は18日、インドのジャイシャンカル外相とニューデリーで会談した。新華社が伝えた。
王氏は「今年は中印国交樹立75周年にあたる。両国は75年来の経験と教訓を真摯に汲み取り、正しい戦略的認識を確立し、互いを対立国や脅威ではなく、パートナーでありチャンスと見なす必要がある。それぞれの貴重な資源を発展と振興に投じ、隣り合う大国同士が尊重し合い、信頼し合い、平和的に共存し、発展・協力・ウィンウィンを共に図る正しい付き合い方を模索する必要がある」と指摘。
「中国は『親誠恵容』『運命を共にする』という理念と方針を堅持し、インドを含む周辺諸国と共に、平和・安寧・繁栄・美・友好という『5大郷里』を築いていくことを望んでいる。中印両国は揺るぎない信念を持ち、向き合って進み、妨害を排除し、協力を拡大し、中印関係改善の基調を揺るぎないものにし、東洋の二大文明の振興のプロセスが互いに促進し合い、成果を収め合い、アジアさらには世界に最も必要な確実性と安定性をもたらすようにするべきだ」と強調した。
ジャイシャンカル外相は「インドは両国の国交樹立75周年を契機に、中国側と政治的相互信頼を深め、経済・貿易など各分野で互恵協力を強化し、人的・文化的交流を増進し、国境地帯の平和と安寧を共に維持していくことを望んでいる」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年8月19日