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外交部(外務省)の18日の定例記者会見で、毛寧報道官が王毅外交部部長(外相)の訪印について質問に答えた。
【記者】中国は王毅外交部部長のインド訪問及び中印国境問題特別代表第24回会合の開催を発表したが、この訪問に期待するものは。
【毛報道官】中国側としては、王毅外交部部長の今回の訪印を契機に、インド側と共に努力して、両国首脳間の重要な共通認識をしっかりと実行に移し、上層部交流の勢いを維持し、政治的相互信頼を増進し、実務協力を強化し、溝を適切に処理し、中印関係の持続的で健全かつ安定的な発展を推進していきたいと考えている。
中印国境問題特別代表会合は両国間の国境交渉におけるハイレベルのチャンネルである。昨年12月には、中印国境問題特別代表第23回会合が北京で開催され、国境画定交渉、国境管理、メカニズム構築、国境を跨ぐ交流・協力などについて複数の共通認識に至った。今年に入ってから、双方は外交ルートを通じた意思疎通を保ち、上述の成果の実行を積極的に推し進めてきた。今回の特別代表会合について、中国側としては、既存の共通認識を基礎とし、積極的かつ建設的な姿勢で、引き続き上述の議題について踏み込んだ意思疎通を行い、国境地帯の持続可能な平和と安寧を共にしっかりと守っていくことを望んでいる。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年8月19日