ロシア連邦保安庁社会関係センターは19日、同庁の公式サイト上で機密解除文書を公開した。この文書は、中国侵略日本軍第七三一部隊が細菌戦発動のため、絶えず人体実験を行い、さらには病原菌を装填した砲弾で数百人の中国人を攻撃することで、感染率を算出し、病原菌の「品質」を確認したことをはっきりと示している。新華社が伝えた。
同庁は公式サイトの「歴史」コンテンツのページおよび「文書資料」欄に、オムスク州支局の提供した機密解除文書のデジタル版コピーと内容要約を掲載。
これらの機密解除文書によれば、ソ連赤軍が中国東北部で日本関東軍と交戦した過程で、60万人を超える日本軍人が降伏。1945年から1948年にかけて、ソ連の国家保安機関は、捕虜や拘束した日本側人員のうち、細菌兵器の開発に関与した軍人・文官に対して取り調べを行った。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年8月22日