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<企画>2025年1-7月の経済情勢に関するデータを発表 中国

17:04, August 29, 2025 

「中国はこのほど、関連データを発表し、2025年1-7月の経済情勢に関して報告した。」

(画像著作権はCFP視覚中国所有のため転載禁止)

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▷消費市場の運営状況

1-7月の社会消費財小売総額は前年同期比4.8%増の累計28兆4200億元となり、サービス小売額は同5.2%増となった。商品とサービスを合わせた小売額は同5%前後増加した。

7月の中国消費市場は全体として安定した発展傾向を見せた。国家統計局のデータによれば、同月の社会消費財小売総額は前年同期比3.7%増の3兆8800億元で、伸び率は昨年同期を1ポイント上回った。


▷対外貿易の状況

1-7月には、中国の物品貿易輸出入総額は前年同期比3.5%増の25兆7000億元に達した。複雑な外部環境に直面しながら、中国の対外貿易は上昇・好転の流れを維持し、経済運営は安定しながら成長した。


▷外資導入の状況

1-7月には、中国で新たに設立された外資系企業が前年同期比14.1%増の3万6133社に達し、実行ベース外資導入額は同13.4%減の4673億4000万元となった。

産業別では、製造業は1210億4000万元、サービス業は3362億5000万元。ハイテク産業は1373億6000万元となり、そのうちECサービス業は同146.8%増、航空宇宙機器製造業は同42.2%増、化学薬品製造業は同37.4%増、医療機器製造業は同25.5%増だった。

投資元別では、ASEAN地域の対中投資額が同1.1%増加したほか、スイスは同63.9%増、日本は同53.7%増、英国は同19.5%増だった。


▷対外投資の状況

1-7月には、中国の全産業の対外直接投資は6657億1000万元だった。


▷関連データ

■中国7月のCPIは前月比0.4%上昇

7月には、内需拡大政策が持続的に効果を現したことから、消費者物価指数(CPI)は前月比では前月の0.1%低下から0.4%上昇に転じ、前年同期比では横ばいとなった。食品とエネルギーを除いて算出したコアCPIは同0.8%上昇となり、上昇幅は3ヶ月連続で拡大した。

■中国7月のPPIは前月比低下幅が縮小

季節的要因の影響に国際貿易環境の不確実性の影響が重なって、7月の生産者物価指数(PPI)は前月比では0.2%低下となり、中国国内市場の競争が秩序を回復して最適化を続けたことから、低下幅が前月より0.2ポイント縮小した。前年同期比では3.6%低下となり、低下幅は前月から横ばいとなった。

1-7月の宅配便取扱個数は1120億5000万個

中国1-7月の郵政業界の郵便物配達取扱個数は、前年同期比で16.2%増の累計1223億個だった。このうち、宅配便取扱個数は同18.7%増の累計1120億5000万個だった。

1-7月の郵政業界の業務収入は前年同期比で8.3%増の累計1兆180億7000万元だった。うち、宅配便による業務収入は累計同9.9%増の8394億2000万元となった。(編集JZ)

「人民網日本語版」2025年8月29日