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視覚障がい者向け「中国文明に触れ、美しい中国に触れる」触覚本が出版 北京

15:28, October 14, 2025 
視覚障がい者向け「中国文明に触れ、美しい中国に触れる」触覚本が出版 北京
職員の助けを借りて、北京中軸線建築の模型に触れる視覚障がい者(10月13日撮影・殷剛)。

「中国文明に触れ、美しい中国を感じる」と題する視覚障がいのある読者を対象とする触覚本シリーズの出版発表会が10月13日、北京で行われた。中国新聞網が伝えた。

故宮博物院と中国障がい者連合会が共同で出版したバリアフリー本「故宮の秘宝に触れる」と「『清明上河図』に触れる」は、貴重な故宮収蔵文化財約30点の原型を再現した上で、視覚障がい者の認知特性に沿ったバリアフリーの拡張デザインが施され、点字と音声解説機能も追加され、文化財の背後にある歴史物語や文化的価値を多角的に伝えている。同日、星球地図出版社と中国盲文出版社が、国内で初めて3D液体樹脂コーティング技術を大量印刷に採用した点字版「バリアフリー中国地図」および「バリアフリー世界地図」も出版された。これらの出版物は、視覚障がい者たちが「触れる」ことを通じて、中国の優れた伝統文化や美しい中国、さらにはより広い世界をいっそう直感的に感じ取る一助となっている。(編集KM)

「人民網日本語版」2025年10月14日