北京マラソンのスタートを告げるピストル音が今月2日、北京の天安門広場で鳴らされた。今年は3万2000人が参加。ランナーは天安門広場を出発した後、コースに沿って西長安街を走り、軍事博物館や中央テレビ塔といったランドマークのほか、初めて国家スピードスケート館(通称「アイスリボン」)も通過。42.195キロのコースを走ったランナーたちは、北京という千年の古都や夏冬五輪開催都市の奥深い文化やあふれる活力を全方位的に体感した。
2時間以上の熾烈な争いを経て、最終的に男子の部ではエチオピアのレミ・ベルハヌ・ハイエル選手が2時間8分10秒で、女子の部では同じくエチオピアのアンチナル・デシ・ゲナフ選手が2時間26分8秒というタイムで優勝した。
中国の選手だけを見ると、男子の部では李大林選手が2時間11分26秒で、女子の部では黄雪梅選手が2時間31分28秒というタイムでトップだった。(編集KN)
「人民網日本語版」2025年11月3日