黒竜江省綏化市慶安県永華村に位置する哈爾浜(ハルビン)市と伊春市を結ぶ哈伊高速鉄道の哈爾浜区間のレール敷設作業現場で11月25日、施工を担当する中鉄二局集団有限公司の作業員4人が電動インパクトレンチを手に持ち、レールを取り付ける鋼鉄製ネジの最後の1組をしっかりと締めた。これにより、中国の第14次五カ年計画(2021~25年)における重点プロジェクトである同高速鉄道の全線でレール敷設が完了。続いて行われる最終調整とテストに向け、しっかりとした基礎が築かれた。新華社が伝えた。
哈伊高速鉄道は2024年5月28日にレール敷設作業がスタートした。中国の南北・東西方向各8ルートからなる「八縦八横」高速鉄道網のうち、京哈(北京-哈爾浜)-京港澳(北京-香港・澳門<マカオ>)ルートの重要な延伸工事であり、中国で最も高緯度で、年間気温差が大きい地域に建設され、島状に分布する永久凍土エリアを初めて運行する高速鉄道でもある。(編集KS)
「人民網日本語版」2025年11月27日