四川省北部に位置する広元市は、嘉陵江とその支流が市内を流れ、地元色豊かな伝統的な飲食文化が育まれてきた。新華網が伝えた。
米粉の生地を蒸しあげてから、細切りにし、特製のタレをかけて食べる「涼麺」は、悠久の歴史を持つ同市の伝統的な米を原料とした軽食で、その歴史は秦漢時代まで遡ることができ、今もなお市井の人々の舌を楽しませている。
また同市剣閣県には、大通りや路地の至る所に豆腐店がある。地元の大豆と山の湧き水で作られた「剣門豆腐」は、様々な調理方法によって、100種類以上の料理を作ることができる。こうした豆腐料理をコースにした「剣門豆腐宴」も、現地の文化観光グルメの代名詞となっている。(編集KM)
「人民網日本語版」2025年12月18日