四川省綿陽市綿陽科技城新区の鼓楼山生態公園にある「綿陽中華大熊猫苑」(中国ジャイアントパンダ保護研究センター綿陽基地)を12月21日取材に訪れた。同園は、国家林業・草原局と綿陽市政府が共同建設し、綿陽科技城新区と中国ジャイアントパンダ保護研究センターが共同で運営している。中国新聞網が伝えた。
その敷地面積は約120ヘクタール、総投資額は約15億元(1元は約22.2円)に上る。園内は、「松竹迎客」、「春池飛鳥」、「夏竹聴風」、「秋渓幽谷」、「冬嶺青松」の五大機能エリアに分かれており、パンダ舎54セットが建設されている。パンダ舎の内訳は、近自然舎39セット、放し飼い舎5セット、繁殖用舎6セット、疾病管理救護舎4セットで、パンダの繁殖や赤ちゃんパンダの育成、成獣パンダの観覧、高齢パンダの介護と保護というパンダの全ライフサイクルを網羅する総合サービス体系が構築されている。(編集KM)
「人民網日本語版」2025年12月23日