「一帯一路」ニュースネットワーク

「一帯一路」ニュースネットワーク>>ニュースルーム>>最新情報

中国、「高分9号03星」の打ち上げに成功

 

「長征2号丁」キャリアロケットが打ち上げに成功

中国は17日午後3時19分、酒泉衛星発射センターで「長征2号丁」キャリアロケットを使い、「高分9号03星」を予定の軌道に投入し、打ち上げは無事成功した。今回の任務ではさらに「皮星3号A星」と「和徳5号」が同時に打ち上げられた。人民日報が伝えた。

「高分9号03星」は光学リモートセンシング衛星で、地上解像度は最高で準メートル級に達する。主に国土調査、都市計画、土地権利確認、道路網設計、農作物生産量の評価、防災・減災などの分野に用いられ、「一帯一路」(the Belt and Road)の建設などの情報サポートを提供できる。

同時打ち上げの「皮星3号A星」は浙江大学が開発した衛星で、主にマルチモード測量・制御応答機、衛星搭載総合電子システムなどのナノ・ピコ衛星技術の軌道上の試験を行う。「和徳5号」は北京和徳宇航技術有限公司が開発した衛星で、軌道上で世界の船舶による航行状態の採取、世界の航空便の飛行状態の採取、世界のモノのインターネット(IoT)の情報収集を行う。

長征シリーズの打ち上げは今回が335回目。(編集YF)

「人民網日本語版」2020年6月18日