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「『一帯一路』ハンドブック(2020)」発表 理論探求の最新成果を示す

「『一帯一路』ハンドブック(2020)」発表 理論探求の最新成果を示す
発表会の様子。(撮影・韓海丹)

「一帯一路」イニシアティブ8周年記念国際学術シンポジウムならびに「『一帯一路』ハンドブック(2020)」発表会が7日、北京で開催された。シンポジウムは中国社会科学院が主催し、中国や英国、ギリシャなど各国の政府機関や学術機関の代表60人近くが参加した。中国新聞網が伝えた。

中国社会科学院の謝伏瞻院長は発言で、「『一帯一路』(the Belt and Road)の建設は世界各国の共同発展・繁栄に着眼した、目で見て、触れることのできる具体的措置であり、沿線各国・地域に確かな利益をもたらしてきた。8年間の実践の成果は『一帯一路』イニシアティブが時代の流れに沿い、発展の法則にかない、各国民の利益に合致し、大きな将来性があることを十分に物語っている。その一方で、『一帯一路』の質の高い発展は依然として多くの新たな状況、新たな問題、新たな試練に直面しており、確固たる方向性と自信を持ち、困難と試練を、より大きな発展を実現するためのチャンスと原動力に変え続けることが求められている」と指摘した。

2021年6月現在で、中国は「一帯一路」の共同建設について、すでに140ヶ国、32の国際組織と計206件の協力文書を調印している。各方面は政策の意思疎通、インフラ施設の連結、貿易の円滑化、資金の調達、民心の通じ合いを積極的に推進し、数多くの実務協力プロジェクトや人々に幸福をもたらすプロジェクトを立ち上げ、包括的かつ複合型のコネクティビティ・パートナーシップを構築し、共同発展のための新たな展望を切り開いてきた。

「一帯一路」イニシアティブの持続的進展に伴い、関連分野で多くの新たな成果が得られ、これを契機として「『一帯一路』ハンドブック(2020)」が刊行された。ハンドブックは、2017年末以降の「一帯一路」イニシアティブの理論的発展と実践的探求、経験総括の最新成果を反映しており、「一帯一路」の理論と実践の観点から、その本旨と原則、歴史と現状、基本知識と研究成果をまとめて示している。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年9月8日