「小年(旧暦12月23日)」にあたる1月25日、中国北方エリアに属する河北省衡水市棗強県では、寅年の到来を祝うために、しんこ細工職人らが、飾り蒸し菓子の「花糕」や飾り蒸しパンの「花饃」といった、伝統的な食品作りに勤しんでいた。中国新聞網が報じた。
衡水市の市級しんこ細工・無形文化遺産伝承人・李会青さんの家に入ると、忙しそうに、注文された花糕を作っていた。李さんは、今年作る春節用の花糕に、2022年北京冬季五輪の要素を盛り込み、「花糕」の「糕」の中国語の発音が「高」と同じであるため、生活水準が年々「高」くなるようにという思いのほか、五輪開催を祝う思いをそこに込めている。李さんが作る「花糕」は人々の間で人気を集めているという。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年1月26日