注目されている日本フィギュアスケートの羽生結弦選手が7日、北京の首都体育館に姿を現し、公式練習に参加した。練習後、羽生選手は「(会場の氷は)すごくきれいだなと思いながら、すごく楽しんで練習できたと思う」と語った。新華社が伝えた。
午後2時、羽生選手は時間通りに会場入りし、氷の感触を確かめた。羽生選手は集中した表情で、スケーティングでウォームアップした後ジャージを脱ぎ、黒の練習着に黒の手袋といういで立ちで、氷の感触との調整を開始。曲かけ練習以外でも、高難度のジャンプを何度も練習し、ジャンプをするたびにリンクサイドから大きな拍手が起こった。
羽生選手の公式練習初参加に、多くの記者が取材に押しかけた。記者から現在のクアッドアクセル(4A)の練習状況を聞かれると、4Aの練習はかなりやってきたがまだ成功していないと明かし、「まずは回転しきりたいです」と語った。さらに「どうしても達成したい目標でもあるし、自分自身が、このオリンピックで上に行くためには絶対に必要だと思っている。頑張ります」とした。
ソチ冬季五輪と平昌冬季五輪のフィギュアスケート男子シングル金メダリストである羽生選手は、北京冬季五輪での3連覇と試合で4A成功を目指している。4Aとはクアッドアクセルのことで、このジャンプの回転数は4回転半。アクセルジャンプは6種類あるジャンプの中で最も難度が高い。(編集AK)
「人民網日本語版」2022年2月8日