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習近平総書記が中国人民大学視察「中国の特色ある世界一流大学を作り上げる新たな道を歩む」

習近平総書記が中国人民大学視察「中国の特色ある世界一流大学を作り上げる新たな道を歩む」

習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は五・四運動を記念する五四青年節(5月4日)を前にした25日午前、中国人民大学を視察に訪れた。習総書記は中共中央を代表して全国各民族の青年に五四青年節への祝意を表した。習総書記は、全国の無数の青年が党の教えを胸に刻み、民族復興の志を立て、麗しい青春時代を無駄にせず、よき時代を無駄にせず、人民の期待を無駄にせず、青春というトラックを全力で駆け抜け、現代の青年として最良の成果を出してほしいとの願いを伝えた。新華社が伝えた。

習総書記は同校の思想政治課スマート教室、博物館、図書館を相次いで訪れ、同校の思想政治課教育改革・革新の促進、同校の歴史沿革、教学科学研究成果、文献・古書保護利用の強化、理論研究成果の実用化・応用促進などの状況について視察し、教員・学生代表との座談会を開いた。

習総書記は「我が国は独特な歴史、文化、国情を持っており、中国の特色ある世界一流の大学を作り上げるにあたっては、他者の後方でそのまま模倣し、単純に外国の大学をスタンダードやモデルとするわけにはいかず、中国の大地に根差して、中国の特色ある、世界一流の大学を作り上げるという新たな道を歩み出す必要がある」と強調。

「大学は我が国の哲学と社会科学を担う『五つの教育研究機関』(大学、党校、軍の高等教育機関、科学研究院・研究所、党政部門機関)のうち重要な力となっている。現在、中国の特色ある社会主義理論・実践の堅持と発展は、早急な解決を要する新たな問題を数多く提起している。世界情勢の百年間なかった大きな変動が加速し、世界は新たな激動と変革の時代に入っており、『世界はどうしたのか』『人類はどこへ行くのか』という時代の問いにしっかりと答えることが急務となっている。マルクス主義の基本原理を中国の具体的実情、中華の優れた伝統文化と結びつけることを堅持し、中華民族の偉大な復興という戦略の全局と世界情勢の百年間なかった大きな変動に立脚して、マルクス主義の中国化と時代化を絶えず推し進める必要がある。中国の特色ある哲学と社会科学の構築を加速することは、究極的には中国の独自知識体系を構築することである。主観を交えず中国と時代を観察し、中国の実情に立脚し、中国の問題を解決し、中華の優れた伝統文化の創造的転換と革新的発展を絶えず推進し、知識革新、理論革新、方法革新を絶えず推進して、中国の特色ある哲学と社会科学を世界の学術の森において真に屹立させる必要がある。哲学・社会科学従事者は、方向性を明確にし、主義を真にし、学識を高くし、品行を正しくし、中国、世界、人民、時代の問いに答えることを自ら学術的務めとし、中国の道、中国の治、中国の理を示すことを思想的追求とし、党と国家に関わる大局的、根本的、決定的な重大問題の研究と解決において真の能力を発揮し、良い成果を挙げる必要がある。中国と外国の文化的理解、文明間交流の増進における哲学と社会科学の独特な役割を発揮し、中国の声、中国の理論、中国の思想を広め、世界が中国をよりよく理解するようにし、人類運命共同体の構築促進に積極的貢献を果たす必要がある」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2022年4月26日