習近平国家主席の彭麗媛夫人は4日午後、フィリピンのマルコス大統領のルイーズ夫人と共に中国国家博物館を見学した。新華社が伝えた。
両国首脳夫人は中国国家博物館と故宮博物院が共同開催した「和合共生――故宮博物院・国家博物館所蔵文化財共同展」を見学した。展示ホールには「青花開光花鳥図菱花口摺沿盤」など非常に精美な中国歴代の文化財が陳列され、中華文明の歴史的遺産と中華民族の追求する「和合を尚び、大同を求める」という価値観を生き生きと示していた。
彭夫人は「『親仁善鄰、協和万邦』は中華民族が守り通してきた処世の道だ。中国とフィリピンは海を隔てて相望む隣人であり、フィリピンは海のシルクロードの重要国だ。両国民が昔からの友情を発揚し、中比関係が絶えず新たな段階へと上る後押しをすることを望んでいる」とした。
ルイーズ夫人は彭夫人の招待に感謝。展示品の精美さと豊富さに賛嘆し、中国の歴史と文化をより良く、より深く知りたいとの考えを示した。また「両国民はシルクロード精神を継承し、相互信頼・友情を絶えず増進するべきだ」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年1月5日