第3回中国国際消費品博覧会(消博会)の新マスコットキャラクター発表会がこのほど、海南省海口市で行われた。海南国際経済発展局は、同発表会において、第3回消博会の新たなマスコットキャラクター「機械猿」を発表した。人民網が報じた。
第3回消博会のマスコット「機械猿」は、ハイテク・最先端製造・地域文化という3つのコンセプトを結び付け、マスコットのデザインを展開し、スマートライフとより良い暮らしを目指すという方向性を体現している。
ロボットの「元元」と「宵宵」は、ロボットとカイナンテナガザルのイメージを融合させている。ハイテク要素の導入という点では、顔の部分が液晶ディスプレイのデザインとなっており、9種類の違った表情を映し出し、異なる感情や状態を表現する。体の表面は金属製で、心臓部分にはバッテリーが、体には複合歯車がデザインされている。金属・歯車・バッテリー・ディスプレイなどのハイテク部品や要素を取り入れることで、「元元」と「宵宵」は、飛行・運転・人との交流が可能なモダンでハイテクなキャラクターとなっている。
消博会のマスコットは、深化したデザインをベースに、関連グッズの開発も進められている。また、複数の国際ブランドとのコラボ製品も発売され、博覧会会場の土産ショップなどオフラインの販売ルートで販売される予定だ。さらには、会期中、カイナンテナガザル保護という公益事業の発展を推し進めるための一連の活動も実施される。(編集KM)
「人民網日本語版」2023年3月8日