日用品や機械設備、衣服、ガラスといった貨物を満載した国際定期貨物列車「中欧班列」が3月21日、新疆維吾爾(ウイグル)自治区の阿拉山口駅から出発した。同列車はそこから国境を越え、約14日ほどをかけて、ポーランドのマワシェビチェに到着することになる。
同日までに阿拉山口を通過した「中欧(中亜)班列」の本数は延べ3万本を超え、その輸送貨物数は標準コンテナ(TEU)135万基となった。
阿拉山口は中国の「中欧(中亜)班列」にとって西に向かう重要な国境出口で、その国際定期貨物列車の通過本数も中国全土の国境通過本数の3割以上を占めている。
同地から国境を越えた「中欧(中亜)班列」は、ロシアやポーランド、ベルギーなど19ヶ国に達する。その路線も当初の1路線から100路線にまで増え、中国国内の24省(区・市)をカバーし、貨物の品目も200種類以上に達している。(編集TG)
「人民網日本語版」2023年3月22日