中国科学院水生生物研究所のヨウスコウカワイルカ館で飼育されている長江スナメリ「F9C22」が今月27日、1歳の誕生日を迎えた。武漢市農業農村局や中国科学院水生生物研究所や武漢ヨウスコウカワイルカ保護基金会が、同館で誕生日を祝った。新華網が報じた。
メスのスナメリ「福久」は、科学研究者が見守る中、昨年6月27日午後9時35分ごろ、「F9C22」を無事出産した。完全人工環境下で繁殖に成功した初のメスの2代目長江スナメリで、新たな成果となった。中国科学院水生生物研究所の専門家によると、「F9C22」は現在、すくすく成長しており、のびのびと泳ぎ回っているという。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年6月28日