長江中下流域に位置する江西省は古くから「魚米の里」と呼ばれ、「贛菜(江西料理)」はこの地で生まれ、発展を遂げた産業となっている。中国新聞網が伝えた。
贛菜の味付けは辛さがメインとなっており、その調理方法は火加減がポイントとなる。焼き、蒸し、炒め、煮込むといった調理技法を得意とする。贛菜は種類が豊富で、レシピと記録にあるだけでも469品存在する。これに地方料理や農家料理、漬物などのちょっとしたおかずまで加えると1000種以上になる。
海外の中国料理店向けにオンライン贛菜技術トレーニングを行い、贛菜及び江西米粉企業の国際市場への進出を奨励し、贛菜産業チェーン企業の域外での商標登録申請をサポートするなど、贛菜を海外で有名にするため、江西省は文化、技術、企業、製品の面での贛菜の海外進出の加速を検討している。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年8月18日