世界の都市というレベルで見ると、エレクトロニック・スポーツ(eスポーツ)をめぐる激戦において「トップに立つ」のはどの都市なのだろうか?上海交通大学が今月21日に公開した「2023世界eスポーツ都市評価報告」によると、世界トップ100にランク入りしているeスポーツクラブの多くが進出している中国の上海が、米国のロサンゼルスを超えて初めて「世界eスポーツ都市」ランキングトップに輝いた。解放日報が報じた。
今回の調査では、eスポーツの発展が際立つ世界の20都市を対象に、eスポーツ産業のエコロジカル、インフラ、試合・大会、クラブ、社会的影響力といった一級指標5項目、二級指標20項目を評価し、各都市のeスポーツ発展の優位性・劣位性を踏み込んで分析している。
前回のランキング発表から2年の間、世界の都市間ではeスポーツをめぐる熾烈な競争が繰り広げられてきた。上海交通大学の文化革新・青年発展研究院の首席専門家徐剣教授が率いるチームは、eスポーツをめぐる発展のポテンシャルを秘めた深センやシンガポール、クアラルンプール、ジャカルタ、リヤドの5都市を新たに加えて評価している。初回の報告に比べると、今回の報告はカバーする都市の範囲がより広く、各指標の分析により代表性があると言える。トップに立った上海はインフラや試合・大会、クラブの3市場において、世界最高得点を獲得していた。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年9月27日