日本の東京上野動物園で5年間暮らし、今年2月21日に中国に返還されたジャイアントパンダ「香香(シャンシャン)」の一般公開が今月8日、四川省にある中国ジャイアントパンダ保護研究センター雅安碧峰峡基地で始まった。飼育員の行き届いた世話のおかげで、「香香」は碧峰峡の生活環境にも次第に慣れてきているという。新華社が報じた。
「香香」は2017年6月に上野動物園で、中国から貸与された「比力(日本名・力力、リーリー)」と「仙女(日本名・真真、シンシン)」の間に生まれたメスのパンダ。同年12月に、初めて一般公開され、「日本で最も愛されるパンダ」の座を、母親の「仙女」から瞬く間に「奪い」、約600億~650億円もの経済効果をもたらしたとされている。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年10月10日