中国と南アジアを結ぶ新たな貿易ルートとなる里孜口岸(出入境検査所)が11月13日に開通した。
同口岸は、西藏(チベット)自治区日喀則(シガツェ)市仲巴(ドンパ)県亜熱郷にあり、自治区内で最も高い標高4772メートルに位置する。ネパール・ムスタン郡のネチュン(Nechung)港と向かい合っており、ネパールの首都カトマンズから452キロメートル、ネパールの重要都市ポカラから251キロメートルの距離にある。中国新聞網が伝えた。
里孜口岸には、8本の出入国旅客検査レーンと2本の車両検査レーンが設けられ、同口岸は、樟木(ダム)・吉隆(キドン)・普蘭(プラン)に続く西蔵自治区で4番目の陸路口岸となった。(編集KM)
「人民網日本語版」2023年11月14日