運行1本目となるJSQ商品専用の国際定期貨物列車「中欧班列」が今月14日、重慶市永川区の欄桿灘駅から欧州に向けて出発した。新華網が報じた。
同貨物列車には、永川区で製造された長城汽車の自動車232台、約4200万元(1元は約20.8円)相当が積み込まれている。同列車の運行により、「永川製」の製品が、現地で列車に積み込まれ、出荷できるようになったため、輸送距離が約100キロ短縮したほか、積み降ろしも1回少なくなり、企業にとっては物流コストや破損のリスクを低減できることになる。また、列車の編成組み換えを途中でする必要がないため、輸送所要時間も2日から3日ほど短縮することになるという。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年11月16日