2023国際ロボット展(iREX)が11月29日から12月2日まで、日本の東京ビッグサイトで行われた。今年は中国企業約50社を含む海外の企業・団体計121ヶ所が出展した。
多くの中国ロボットブランドが最新の製品及び各シーンに対応した応用ソリューションを携えて続々と出展した。その中にはマンマシンインタラクション、3D仮想現実(VR)、遠隔操作などのイノベーション技術製品が含まれており、自動車や電子などの工業生産分野、小売・飲食や医療・ヘルスケアなどのサービス分野への応用が可能だ。また中国企業の出展した製品は精密機器、インテリジェントトランスミッション、自動運転など複数の細分化された分野に関わるものだった。
中国企業の睿爾曼智能科技有限公司は超軽量人間型ロボットアームを出展した。先進的ソフトウェア技術とマンマシンインタラクション技術を融合したこの製品は、小売商品を並べる、書道をする、重い物を持ち上げるなどの動作を実現し、多くの来場者の興味・関心を引いた。
スマートロボット向けに人工知能(AI)と3Dビジュアル技術ソリューションを提供する梅卡曼徳(北京)ロボット科技有限公司は今回が3回目の出展で、出展規模が最大の中国企業にもなった。今回は透明な物体をスキャンできる産業レベルの3Dカメラ、独自開発のAIプラットフォームに基づいて深さのあるかごから製品を取り出す工程、自動車、物流輸送、新エネルギーなどの分野の最新のスマートロボットの応用30件近くを展示し、大勢の来場者が足を止めて見入っていた。
iREXは日本ロボット工業会と日刊工業新聞社が主催する世界最大級のロボット分野の専門展示会で、2年に1回開催され、今年で25回目になる。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年12月4日