イラスト作成・馬宏亮(イラストの著作権は人民網が保有。無断転載禁止)
2023年、米国の政界は持続的な混乱と分裂に陥った。民主・共和両党間で鋭い対立があったうえ、両党内部でももめごとが絶えなかった。
民主・共和両党が来年度連邦予算案をめぐり争いを続けたため、政府機関はあやうく「閉鎖」されるところだった。共和党内部は深刻に分裂し、下院議長が解任され、後任議長の選出は幾度も困難をきたし、下院は麻痺状態に陥った。トランプ前大統領は91件の重罪で4回起訴された。メネンデス上院議員とその妻は収賄で起訴され、バイデン米大統領の息子であるハンター・バイデン氏は銃と税関連の容疑で起訴された。
深刻さを増す米国政界の混乱状況は、両党間の争いに起因する政治的二極化の進行を露呈している。共和党の世論調査員アイレス氏は、政治システムに対する国民の信頼はすでに地に落ちていると指摘する。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年1月2日