1月1日、タイのバンコクで打ち上げられた「年越し花火」。
タイのセター・タウィーシン首相は2日にバンコクで、同国が2024年3月1日から中国国民に対する査証(ビザ)免除措置を恒久化すると発表した。この発表を受けて、旅行予約サイトではタイ関連の検索数が急増した。
旅行予約サイト「携程」では、タイ関連の検索数が同措置発表前の1時間と比べ90%以上増加し、上海発バンコク着、北京発バンコク着などのフライトの検索数は瞬く間に40%以上急増した。携程集団(トリップドットコム・グループ)のグローバル向け旅行予約サイト「Trip.com」のタイ語版では、中国関連の検索数が同措置発表前の1時間と比べ80%以上増加。特に広州市、上海市、北京市、昆明市などの検索数が多かった。
旅行予約サイト「同程」では、発表から30分以内にタイ旅行関連の検索数が前日の同一時間帯より158%増加。タイ旅行関連情報に注目した人が特に多かったのは、広東省、江蘇省、上海市、四川省、浙江省などだった。
旅行予約サイト「飛猪」のデータによると、新たなビザ免除措置の発表から1時間以内に、タイ行き航空券の検索数が3倍以上に増加。特にバンコク、プーケット、チェンマイ、サムイ島、クラビの人気が高かった。
「同程」のデータによると、今年の春節(旧正月、今年は2月10日)8連休には、依然としてタイが人気の高い海外旅行目的地となる見通しだという。終わったばかりの元日連休では、タイのバンコク、プーケット、チェンマイが海外旅行目的地の人気トップ10に入り、特にバンコクは首位に立った。また、バンコク-パタヤ便が海外の航路で予約数最多となった。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年1月3日