内蒙古(内モンゴル)自治区根河市で3月25日午前2時40分、オーロラが観察された。薄紅色のオーロラが夜空を美しく染め上げた。今回のオーロラは発生からわずか4分間ほどで消えてしまった。
根河市で今回観測されたオーロラは、地磁気嵐の影響で発生したとみられる。磁気嵐から高エネルギー粒子と電磁放射線が地球に向かって放出され、地球の磁場によって南北極附近の高空に引き寄せられた。そして、これらが大気中の分子や原子と衝突することで、美しいオーロラが誕生する。汎北極圏に位置する内蒙古自治区根河市は、中国でも有数のオーロラ観測地の一つとなっている。(編集KM)
「人民網日本語版」2024年3月26日