4月27日から5月5日まで四川省成都市で開催されるバドミントンの世界国・地域別対抗戦トマス杯&ユーバー杯2024のマスコットキャラクター発表セレモニーが今月14日、四川省で開催され、「熊嘟嘟(ションドゥドゥ)」と「羽蓉蓉(ユーロンロン)」が初公開された。
世界一をかけた頂上決戦となるトマス杯&ユーバー杯には20ヶ国・地域の32チームが出場することになっており、今回は中国西部で開催される初のバドミントンのトップクラスの大会となる。今年のパリ五輪開幕前としては、最高ランクのバドミントンの大会でもある。
かわいいパンダをモチーフにした「熊嘟嘟」の名前は、パンダを表す中国語の「熊猫」と、同じ発音の漢字である成都の「都」から取られており、男子バドミントンの国別団体戦となるトマス杯のマスコットキャラクターとなる。同じくパンダをモチーフにした快活なイメージの「羽蓉蓉」の名前は、バドミントンを表す中国語の「羽毛球」と、成都の別名「蓉城」から取られており、女子バドミントンの国別団体戦となるユーバー杯のマスコットキャラクターとなる。
「熊嘟嘟」と「羽蓉蓉」は、四川省のシンボルでもある「太陽神鳥」の模様が入ったラケットを持っているほか、黒い耳にも「太陽神鳥」の模様がデザインされており、四川省の「古蜀文化」の魅力がうまく表現されている。またその首元にはそれぞれスカーフを巻いており、「熊嘟嘟」はバドミントンのシャトルを、「羽蓉蓉」はフヨウの花びらをモチーフにしている。いずれも今大会のロゴマークにマッチしているほか、公園都市である成都の特徴をPRしている。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年4月17日