習近平国家主席夫妻は現地時間6日夜、パリのエリゼ宮殿でマクロン仏大統領夫妻主催の歓迎レセプションに出席した。新華社が伝えた。
習主席は挨拶で「フランス再訪を嬉しく思い、マクロン大統領夫妻とフランス側の心のこもったもてなしに感謝する。中仏は特別な友人であり、中仏関係は世界の大国間関係の中でも特別な関係だ。中仏関係の特別な点は自主独立にある。中仏の付き合いのハイライトの1つ1つの背景には、自主独立という力強い要因の支えがあり、これは大切にし、継承し、発揚すべきものだ。また、中仏関係の特別な点は相互理解にある。東西の文明の重要な代表である中国とフランスはかねてから互いの素晴らしさを認め合い、引きつけ合ってきた。今年は中仏文化観光年だ。両国はこれを契機に、互いの文化の中からより多くの知恵を探り、より多くの有益なものを汲み取るものと信じる。さらに、中仏関係の特別な点は責任とコミットメントにある。国連安保理の常任理事国である中仏が、より多くの責任を負うのは当然のことだ。私とマクロン大統領は、国交樹立時の初心を堅持し、中仏の高水準の相互信頼と協力を深め、重大な国際問題において意思疎通と協力を強化し、混迷する世界に共同で希望をもたらし、人類の進歩のための方向性を探ることで一致した。私は、歴史の蓄積、現実の基礎、未来の青写真によって、中仏関係は必ずや春のように生命力に満ち、勢いよく繁栄するものと信じる」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年5月7日