習近平国家主席の彭麗媛夫人はベオグラードで現地時間8日、セルビアのブチッチ大統領のタマラ夫人と共にセルビア国立博物館を見学した。新華社が伝えた。
両首脳夫人は絵画展を見学。彭夫人は「セルビア国立博物館は長い歴史があり、豊富な収蔵品を持っている。博物館は文化財を保護し、展示する場であるだけでなく、文明を発揚する殿堂でもある。中国とセルビアが文化交流・協力を強化し、文明間の対話の懸け橋を共に築くことを願っている」と述べた。
両首脳夫人はセルビアの女性たちによる伝統的な手編み物などの展示を見学し、作り手の女性たちと親しく交流した。彭夫人は「セルビアの手編み物は技術が見事で、独自の特色もあり、重要な無形文化遺産で、しっかりと受け継がれ、発揚されている。中国とセルビアの刺繍文化には似た点があり、双方は交流や相互参考を強化し、両国の若者に積極的な参加を促し、伝統的な手工芸が後の世代まで継承されるよう後押しすることができる」とした。
両首脳夫人はさらに、セルビアのフェルトボール作りも興味深げに体験した。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年5月9日