内蒙古(内モンゴル)自治区は、今年に入ってから、「三北」プロジェクト堅塁攻略戦に全力で臨み、防砂事業を加速させ、これまでに面積約40万ヘクタールの防砂を達成した。同自治区にある科爾沁(ホルチン)砂地の主要分布エリアのうち、通遼市と赤峰市では、その土地の事情に適した措置を採用。乾燥したワラを1メートル四方の碁盤の目のように砂に埋め込む「草方格」による砂飛散防止、道路敷設による砂の流動抑制、太陽光発電パネル設置による砂漠化防止など、さまざまな手段を駆使して、科爾沁砂地の総合管理を推進してきた。予測では、2030年までに、同自治区の科爾沁砂地で新たに対策が完了する面積は約73万ヘクタールに上り、砂漠化対策の達成率は85%を上回る見通しとなっている。新華社が伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2024年5月17日