珠海出入境総検査所港珠澳大橋(香港・珠海・澳門<マカオ>大橋)出入境検査所の統計によると、今年1月1日から5月21日9時40分までの期間、港珠澳大橋・珠海公路出入境審査所から出入境した旅客の数が前年同期比127.7%増の延べ1000万人を超えた。これは昨年と比べると、4ヶ月早く1千万人の大台を突破したことになる。
自動車で中国大陸部へと向かう香港特区・澳門特区の旅客が増加していることが、出入境検査所を通過する旅客の数が急増している主な原因だ。今年以来、出入境検査所を通過して出入境する香港・澳門特区の旅客の数は前年同期比126.3%増の延べ602万5000人に達し、全体の60.4%を占めている。中国大陸部から香港・澳門特区へと旅行に向かう旅客の数も同様に増えており、香港・澳門特区に旅行目的で訪問する中国大陸部の旅客の数は前年同期比130%増の延べ190万人に達している。
中国国家移民管理局が、外国人の訪中ビザ申請に関する5つの利便化措置を実施しているほか、中国がビザ免除対象とする国が増えているのを背景に、今年、ビジネス商用・貿易活動や交流、観光などの目的で、港珠澳大橋から中国大陸部に入境した外国人旅行者の数はすでに前年同期比412.6%増の延べ15万8000人に達している。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年5月22日